最初は遊び気分で始めた不倫であっても、お互い本気になってしまうということは珍しくありません。

今の家庭を捨てても良いと思う程、不倫相手に夢中になった場合は離婚を選ぶことが有効と考えることもあるでしょう。

ただ、安易な離婚は思わぬデメリットを生むことがあります。

不倫の恋を選んだことで生まれるリスクを、簡単に説明していきましょう。

不倫を優先させるデメリット

配偶者よりも不倫相手を選んだ時に、発生するデメリットが慰謝料請求です。

性格の不一致や価値観の違いなど、お互いに問題がある状態で離婚をする場合は、慰謝料なしで済むことが多いものです。

それに対し、どちらか片方に原因がある場合は、慰謝料請求が行われる可能性があります。

慰謝料は精神的苦痛によって決まることが一般的です。

継続して不貞行為を行っていただけでなく、気持ちまで完全に不倫相手に向いているという状態になっているのであれば、思わぬ金額を請求される可能性があります。

慰謝料請求を避けたいのであれば、不倫に気付かれないように気を付けながら、離婚の話を進めていくと良いでしょう。

不倫関係でなくなれば愛が冷めることも

配偶者との離婚が成立したとしても、その先に幸せが待っているとは限らないのが不倫です。

不倫相手に夢中になりやすいのは、本来であれば好きになってはいけない相手との逢瀬を楽しんでいるという背徳感が上乗せされるためです。

離婚が成立すれば、周りの目を気にせず堂々と付き合えるようになりますが、以前のようなスリルや背徳感を味わえなくなります。

すぐにでも結婚したいと思う程好きだった相手でも、離婚が成立した途端に気持ちが冷めてしまうことは珍しくないものです。

どちらか片方の気持ちが冷めれば、それだけでも関係が終わってしまう原因となります。

そのため、不倫期間中の本当の愛は信用ならないことも多いと考えておくことがおすすめです。

不倫後も仲良くやっていきたいのであれば、背徳感やスリルなしでも好きでいられる相手かどうかしっかり見極めておくことがおすすめです。

不倫中は冷静さも大切に

普通の恋愛では感じることができない、背徳感やスリルを味わえる不倫は、想像以上に気持ちが燃え上がってしまうことも多いものです。

ただ、安易に離婚という選択をすると、慰謝料請求をされる可能性があるだけでなく、不倫相手への気持ちの低下などで悩まされる可能性があります。

不倫のその先へ進みたい時は、本当にそれだけの価値や気持ちがあるか、しっかり見極めておくことが大切です。

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  • 立岡 みはる

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